ルアーインプレ第3弾! メタルバイブ?バイブ?なルアーです(笑)

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そのメーカーのルアー、え、お前書くのか、意外だなぁ。そう思った人もいるかもしれません。いろんな意味でw



自分がこのルアーに興味を持った理由は主に二つ。

①飛ぶらしい
②マイナーチェンジした


①は、とりあえずサーフにおいてジグ(ジャークorリトリーブ)では拾いきれない魚を拾いたかったから、という感じです。この秋多用し始めたヘビーシンペンも同様の理由です。


②は、マイナーチェンジ、ブラッシュアップ、いろいろな表現があるかと思いますが、「今まで」の欠点を理解し、「これから」を作るという姿勢に誠意を感じたから。メガバスとの業務提携上のあれこれが主な理由で元々はマイナーチェンジなんか考えてなかった、という流れではないと信じたい。

あ、誠意というと、監修したらしい人物はシャローフィネスに関して最近発言してるんですかね。闇に葬られたんですかね。いや、確かにメーカーの広告塔である限りは売り込みのために変な方向に嫌々走らされることもあるだろうし、同情しなくもないんですけどね。




はい、ルアー自体の話に戻ります。


飛距離に関しては、小粒で飛行姿勢がいい26gということで、かなりの飛距離が出ます。重さでヌーンと飛んでる感じではなく、スカっとジグを飛ばしているような感じでキャストできます。逆風にも強く、同ジャンルルアーでこれ以上の飛距離を出すのはしんどいのではないでしょうか。

小粒というのが幸いして、フォールが他のメタルバイブに比べて速いです。これはボートシーバスなどで大きく生きるメリットだと思いますね。この特性はサーフにおいてアドバンテージになる場面もあります。


自分がこのルアーを買った動機は上述した①、②だったし、飛距離とかフォールがどうとかもシルエットを見れば容易に想像できるし公式サイトにも書いてある内容でしたが、それ以上に使ってみてわかったこともあります。



アクションの性質、自分はマイナーチェンジ前を知らないですが、現行モデルは立ち上がりが良く、基本的なバイブレーションとしてのタイトアクションをしています。


そして、立ち上がりは良い、と書いたことと矛盾するようですが、このバイブ、「初動時の水噛みが悪い」んですね。立ち上がりから数センチレベルの話ですが、浮き上がるように バランスを崩して動きます。

これは、サーフ(特に遠浅サーフ)においてはメリットです。ワームやジグを使っていて経験がある人もいるかと思いますが、リトリーブでアピールし、ボトムに着底した直後の1ジャーク目でバイトが出ることは多くあります。

ビットブイは水噛みの悪さゆえにボトムに着底したのちにただ巻きするだけでオートマチックに「一瞬だけ」浮き上がり、食わせの間を与えるand遠浅サーフで底をこすらずにリトリーブすることが出来ます。


あ、ただ、動きを成立させるための水かき量が多いのが災いしてか、サーフでの回収寸前などに動きが破綻して水面を割ってくることがあります。つまりですね、ピックアップ寸前まで引き切ろうと思うと、これより優秀なメタルバイブはたくさんある、ということですな。


しかし、その優秀なメタルバイブを遠浅サーフで使うと、魚を狙えるべき場所でもボトムに突っ込もうとしてしまい、ほとんどの距離は「誘い」ではなくただただ「回収」を意識してリールを巻いている・・・なんてことになるのが多いはず。

このバイブは使い方次第でそれを激減させることが出来ます。

それに、サーフアングラーが大好きな「ただ巻くだけ」、これでふらつきや底切りが出来るなんて嬉しいじゃないですか!昨今のルアーの売り文句に対する精一杯の皮肉w

泳ぎの姿勢に関しては絶望的な縦泳ぎです。人間からしたら「釣れなさそー・・・」と思う動きですが、実際は釣れるんですねぇ。縦泳ぎでは釣れない状況があるかもしれませんが、縦泳ぎでも釣れる状況もあります。

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縦泳ぎでも釣れる状況がある、というのも理解したうえで縦泳ぎするルアーを嫌い使わない、というならばこのルアーを使うには至らないかとは思いますが

逆風でも長距離アプローチを可能にし、タイトバイブアクションでアピールできる魚を増やすことが出来る

という、泳ぎの姿勢がどうのこうのと蘊蓄垂れる以前に、魚にルアーを見せるという、「魚を釣るうえで最初にすべきこと」を実現するという意味ではこのルアーを選択肢に入れるというのは魚に対するアプローチとして論理的ですよね。

逆に、ニアを狙うのに必要なルアーかと言えば、もっと姿勢がきれいで立ち上がりからブレずに・・・等々、性能に長けたバイブはあるかと(笑)↑みたいなことを言っておきながら、自分も「できればルアーは水平に泳いでほしい」と思っていますw

飛距離やシルエットをビットブイレベルで実現したうえで水平に動くバイブがあるのであれば、それを使いたいです。精神衛生上。



シルエットと言えば、この小粒のシルエットが効く状況もあるでしょうし、タイトバイブアクションによる「波動」「見切られにくい」等のアピール要素が効くこともあるでしょうし、それらが相乗することもあるかもと思います。

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広範囲に波動、フラッシングでアピール、小粒シルエットで食わせる、なんて理想が実現することもあれば、波動で違和感を抱かせてしまうこともあるでしょう。状況によりけり。

バイブレーションゆえの「スレ」は意識すべきことです。広範囲から魚を引っ張ってくることが出来る日もあれば、一気に場を荒らすこともあると。自分は何度か経験しました。それらの使いどころの見極め・・・というのは運なのか、経験からくる腕なのか(笑)いまんとこ自分は運だな~と思う状況が多いですw



小粒ながらフックは#6を背負え、なおかつフックがリーダーを拾うなんてことがほぼないのは嬉しいです。バイブレーションの欠点を理解し、意図的にそこをカバーしてきたのかなぁ~とか思います。



最後に。

冒頭に書きましたが、これ、マイナーチェンジモデルなんですよね。

背負えるフックが1サイズアップしたのと、「引き抵抗を軽くしたかった」というのがあるらしいんですよね。あと製造がメガバスに移ったとか。

NEW bit-V 出来ました!  松尾道洋
http://www.fimosw.com/u/spartas/ugrcywm7gjsfmd

ですが、誕生から5年。5年も現場で使い込まれると、流石にスポイルされていた部分の追求がしたくなってきます。その一つが「巻き抵抗(引き抵抗)」だったのですが、もうちょっと軽快なものにならんかと。よく動くルアーなので抵抗が強いのは仕方がないんですが、超遠投した先から回収するまでの疲労感がまあまあハンパない(笑)

しかし、公式サイトや公式動画では

無題1

「軽快な引き心地」、「ビットブイならではの軽い引き心地」、と。

自分が読む限りは矛盾してるんだけどなぁ・・・。前作重いって言ったじゃん。ビットブイという名を冠したルアーは前モデルも引き抵抗が軽かったかのように書いてるように見受けられるのですがそれは・・・。

すいません、性格が悪いゆえ重箱の隅をつつくようなことをしてしまいました。ええ、いけないクセですね。



使いどころさえ理解していけば、武器となる有用なルアーだと思います。