今までしょあたんと書いたりして検索から外れるようにしていた(いや適当です)ロッドです(笑)

どうやら僕が購入を迷ってる記事にアクセスしてくる方が多く、なんの価値もないそんな記事だけでは申し訳ないという気持ちもありつつ、インプレっぽいのスタートです。



ショアスパルタン、2016年秋の自分の釣りを支えたロッドの一つです。だからと言って文句なしというわけではなく......。


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まずはロッドのスペックをば。

商品名:SHORE SPARTAN106MH
長さ:10.6ft
仕舞寸法:165cm
継数:2本
標準自重:250g
CAST Wt:20-70g
JIG Wt:25-90g
LINE:PE# 1.5-3.0


使用ラインに関して:自分はPE2号にナイロンリーダー40LBをメインにしています。リーダーはFGノットで2ヒロほどとってノントラブル。リーダーを長くとりたいがスペーサーを入れるのはめんどくさい......。そういった考えからVARIVASのナイロンを使用しています。何度かザラザラになることはありましたが、いままでは耐えてくれています。


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第一印象:曲がる


おそらくこのようなスペックを謳っているロッドの中ではなかなかに曲がる方ではないでしょうか。ただ、重いルアーを背負って投げるのがつらいかというとそういうわけではないんです。

安いルアーロッドでスペックの7割~スペックオーバー気味のウェイトのルアーを投げた時のクニャッてかんじあるじゃないですか。

~80gのジグやらを投げてきましたが、そんなのは皆無です。なんでかっていうのは、後ほど書きたいと思います。

もちろん曲がってくれるので魚の引きに対する追従性もよく、さらにバットはしっかりしているためこれまでかけた魚は全く主導権を与えず寄せてくることが出来ました。無理なファイトもこなしてくれます。まあこのスペックのロッドでバット弱かったら何それってなりますな......。


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106という長さ


ショアスパルタンのラインナップの中では一番長いですね。

長い、ということはつまり。

負荷に対して追従するのにもちろんブランクス全体を使うわけですが、その負荷が短いロッドに比べて分散してかかるため、ルアーウェイトやパワー表記が同じスペックでも、長いものはよりしなやかな(表現おかしいかな?)ロッドに仕上がっているわけです。

ただ、持ち重りといった欠点、振り抜きずらいといった欠点が出てきます。

しかし軽さのおかげか、全くもって長さによるデメリットであるだるさ、先重り感を感じません。現在使っているリールがダイワのBG3500Hで400gほどのリールなのですが、下の画像の赤丸のあたりに重心が来ます。合格点かと。

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ちなみに、BGを使う前にはバイオSW4000XGをつけていて、これはさすがに先重りがありました(笑)
だからって不快ってわけじゃなかったですけどね。


このMHという硬さに対して、106という長さを設定した意図はなにか。それは、前述のことに足して、足場の高い堤防、磯でも足元までルアーを引けるということで、同じ軽量ラインナップに並んでいる100Hと比べるとプラグを意識してのことなのかと考えます。実際、ダイワはヒラスズキにもとサイトなどに表記してますし。

なので、106MHと100Hが似たようなスペックだから迷っているという人は、

  • ジグもプラグも使いたい!沖堤防や後ろに障害物がないテトラの上、ターゲットがMHの硬さをブッチしない磯場なら106MH
  • ジグメインでいざという時のパワーをもってパワーファイトしたい!って人は100H

を選択するといいと思います。

あ、店頭で確認しましたがテーパーが違うのか100Hの方がリールなしの状態では先重りしました。 



硬さ


上述したように、プラグを強く意識しているように思います。ティップはかなり柔らかめに設定されています。

もっというと、ティップからベリーにかけては、かなり簡単に曲がります。

これによって、60gのジグをしゃくってもかなりグニグニとなります。(比較対象がコルトスナイパー1000Mなどのライトショアジギングロッドで40gしゃくったりといったものです、すいません.....。)

あ、でも僕はこの価格帯、このパワーのロッドを他に所有したことがないからジグの使用感に関してはあんまりアテにならないかもしれません。


逆にバットはかなり硬いかと思います。ベリーまでが仕事をするだけで、バットはただの硬い棒ってロッドはこの下の価格帯でもごまんとありますが、ショアスパルタンは「バットもバットとしての仕事をしている」ように使用していて感じます。
あれです、「安心感のあるファイト」ができる限界値が大きいと言いますか、自分が今までかけた魚のパワーだったら余裕を持ったファイトができるロッドです。

アクションはレギュラーファストといったところでしょうか。あまりロッドのアクションを明確に区別できる知識をもっていないため、曖昧な判断になってしまいます。

いままで釣った魚はすべてゴリ巻きでいけました。80弱のサワラならツッコミもなんなく耐えることが出来るし、水面をすべらせてくることもできます。

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ダイワの技術?

果たしてその技術が本当に使用感に寄与しているのか、その本当のところは製作者側の人しかわからないわけですが。一応自分で調べてみて、技術と使用感で結びついたものを書いてみました。

  • 高密度HVFカーボン
これに関して、「なんでSVFじゃねえの?ダイワのイチオシやん」ってなるかもしれませんが、大きな魚とのファイトや、ジグの操作に対する適正はHVFの方が上っぽいですね。説得力あるソースがあります。
オフショア用フラグシップロッドであるソルティガはHVFです。 ほら、安心したでしょう?え?安心しない?

THE FISHING 奄美大島カンパチジギングゲーム
http://www.daiwa.com/jp/fishing/fishing-ch/movie/1242252_4385.html#LINK 

改めてこの動画見るとすごいですね......。さすがにここまで無理したファイトはショアだと厳しいし怖くてできないや(笑)

  • 細身肉厚ブランクス
復元力に関してはこれも大いに関係していると思います。ブランクスがつぶれにくく、ブランクスの限界値が上がるとか。タメが効いて安心感を持つことが出来るとか。安いロッドは力に対し、ブランクスが楕円につぶれるからそれ以上のタメが効かないということでしょう。キャストに関しても、ファイトに対してもこれは恩恵がある様に感じます。 

このショアスパルタンで培った考えは、モアザンブランジーノの対ランカーモデルに採用したようです。ダイワの開発陣方はイイモノだと判断したのでしょう。 

  • 3DX
これが最も「復元力がある」ことの元なのかもしれません。ショアスパルタンコースタルとの最も違う部分です。いやナノアロイの方が差があるように感じるかな......。
飾り巻きという表現でほっといていいものではないと思います。バット部から先端にかけてかなりロッドの性格が変わっていきますが、ブランクスの性質そのものが変わるのではなく、3DXでテイストを変えることで違和感なくこのロッドのバランスを実現できているのかもしれません。
  • 余談)なぜナノアロイを使わない?
えっと、これに関しては実は使っているだとかさまざまな憶測があるでしょうが、おそらく使われていないと思います。ただ単に、開発してる途中にナノアロイが登場して採用を見送ったとか、そんな流れでしょう。スペック厨な方は、一つ下のショアスパルタンコースタルにナノアロイが採用されていますので、そちらを検討してはいかがでしょうか。僕はトルザイト、ナノアロイ、AGSといったような流行りものが採用されたロッドはまだ使用したことがないため比較ができませんので何とも言えません......。





使用ルアーに関しては、青物に使っているルアーといった記事をいつか作りたいと思います。


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ここからはネガティブなことを書きます。

これはシーバスロッドでしょうか、青物ロッドでしょうか

そのロッドの性質が、青物ロッドのノウハウより、シーバスロッドからノウハウを取り入れた感が凄いんです。実際、ショアロッドに関してはダイワが今まで作ってきたロッドを考えると......。


ショアキャスティングロッドとか、そんな感じで濁しときましょうか(笑)

そのテーパー具合からか、抜き上げに不安を持ちます。同じMHパワーでも、スローテーパーの方が抜き上げ時に安心感を持てます。ロッド全体でリフトすることになりますから。


続いて、シーバスロッドなのかという疑問に付随することが


グリップ短すぎ、細すぎ

ここが最大のネガティブな面。取り回しを考慮したのか知りませんが、青物用のトッププラグを使用する際、リアグリップが短いからほうきを掃くようなあのアクションが非常にしづらいです。トッププラグを操作する際や、この長さのロッドでミノーをひくことを考えた際、このグリップの短さはちょっとないかな......。と思います。

このスペックのロッドで小手先のテクニックを扱う人はいるのでしょうか。そういう人はもうちょっと柔らかめのロッドを使うと思います。ただ、まだセンシティヴさを求める域に達していない自分の意見ですから、もしかするとこのセッティングに満足する人もいるかもしれません。


強弱どっちも取りたかった結果なのか、中途半端なロッドに感じます。

250gというスペックをどうしても出したかったのか知りませんが、グリップ回りを改善する余地があるように見えます。テスト段階でもうちょいなんとかならんかったのですかね。見た目のスペックで最大限ブランクを使用したいがためにこの短さになったんでしょうか。


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ネガティブな面もいくらか書きましたが、自分が使用する堤防、テトラでの青物用ミノーやトッププラグ、ジグを使用した釣りには一部の不満を除き非常に適しており、満足です。

当初は磯でのヒラ&青物ロッドとして購入しましたが、その用途はいつか他のロッドを購入するかもしれません。今は長尺のロッドをショアスパルタンしか持っていないので、これで磯に挑戦していきたいと思います。






以上、インプレっぽいのでした。自分はまだまだ釣りに深い理解があるわけではないですが、とりあえずの使用感が読んでくれたお方の助けになればと。こういったロッドはちょっとやそっとの傷が付こうが問題なく使用できるでしょうし、少し値が張ってもいいものを買った方が後悔が少ないかと思います。
強い負荷がかかった時、高いロッドの良さを確認することが出来ました。同時に、高いだけは手放しに褒めることが出来ない、ということも学びました。いい買い物だったと思います。